秋田大学・手形キャンパス(秋田市手形学園町)で3月4日、天文講演会「機動戦士ガンダムにおける天体物理のお話」が開かれた。
同大学教育文化学部天文台が、「天文サイエンスカフェ・天文講演会」と銘打ち、さまざまな講師が「天文」を題材に毎月シリーズ開催する講演会。今回は22人が参加した。
講師を務めた教育文化学部講師の田口瑞穂さんが「ガンダムの登場人物が住むスペースコロニーは、天体物理学で言うラグランジュポイントにある」などアニメの設定が実際の物理に基づいていることについて、質疑を交えながら解説した。
「私自身、高校生の頃にガンダムを見ていた。興味を持ってもらいやすいテーマだったのでは」と田口さん。
参加した男性は「この講演でアニメが物理的根拠に基づいていることを知った。物理を身近に感じることができた」と振り返る。
次回は4月1日に開催予定。