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スマホゲーム「イングレス」で献血推進 「世界献血者デー」に合わせ秋田でも

陣取りスマホゲーム「Ingress(イングレス)」の戦況が分かるパソコン画面(「アトリオン献血ルーム」のある秋田市中通)

陣取りスマホゲーム「Ingress(イングレス)」の戦況が分かるパソコン画面(「アトリオン献血ルーム」のある秋田市中通)

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 スマホゲーム「Ingress(イングレス)」ユーザーが、6月14日の「世界献血者デー」に合わせた献血推進キャンペーンを秋田市内の献血ルームなどで行っている。

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 スマートフォンの位置情報を活用し、まちなかを歩き回りながら青と緑の陣営に分かれて遊ぶ陣取りゲーム「イングレス」。陣営の垣根を越えた「赤」陣営として2014年、ブラジルで「RedFaction(レッドファクション)」と銘打ち、献血推進キャンペーンが始まった。国内では、日本赤十字社の協力を得るなどしながら各地に広がりを見せる。

 県内では、「秋田県赤十字血液センター・献血パークるうぷ」(秋田市川尻町)、「アトリオン献血ルーム」(中通2)、「献血ステーション」(御所野地蔵田1)の3カ所で受け付けるほか、東北6県計14カ所などでも同時開催する。

 同ゲームユーザーで秋田市在住のkamasedogさんは「近年、秋田でも若年献血者が減少していると聞く。当ゲームの仕組み上、ユーザーは健康で外を歩き回ることができる特長がある。キャンペーンを通じて多くのユーザーに協力いただきながら、定期的な献血の習慣につなげられれば」と協力を呼び掛ける。

 献血協力者には、「ミッション」と呼ばれるゲームに参加することを条件に、ゲーム画面上に表示される「記念メダル」を進呈する。

 受付時間は献血ルームにより異なる。今月19日まで。

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