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秋田味商、内容量1キロのレトルトカレー、具材に比内地鶏300グラム

「超・比内地鶏カレー」を開発した秋田味商(潟上市)の工藤真史社長

「超・比内地鶏カレー」を開発した秋田味商(潟上市)の工藤真史社長

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 比内地鶏加工品の製造販売などを手掛ける秋田味商(潟上市)は7月21日、同社レトルトカレー発売10周年を記念し、内容量1キロの「超・比内地鶏カレー」を発売した。

内容量1キロの「超・比内地鶏カレー」

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 現在、全国に2000種ほどあるとされる「ご当地カレー」のうち、全国紙の特集記事でベスト8位に選ばれるなど同社人気商品になっている「比内地鶏カレー」。2003年の発売以来、これまでに約70万個を販売した。

 「内容量も価格も日本一の家庭用レトルトカレーを」と、発売10周年に合わせて開発した同商品は、一般的な家庭用レトルトカレーの内容量が200グラムほどのところ、5人前に当たる1キロ、ソテーした具材の比内地鶏だけで300グラムを使った。具材のボリューム感を追求したことから、ルーのバランスを取るため比内地鶏のダシや炒めたタマネギを使うなど試作を繰り返し、中辛味のカレーに仕上げた。

 価格も3,990円と「超」高額だが、今月11日に一部店舗で試験販売したところ、既に7個ほど売れたという。「箱入り家庭用レトルトカレーとして日本一のサイズでは。価格も日本一高い」と、ご当地カレー通販専門店・地カレー家(東京都品川区)を運営する金谷拓磨さん。

 同社の工藤真史社長は「味にも磨きをかけた自信作。1人で食べるというよりは、家族や友人と一緒に召し上がってもらえれば」と話す。

 秋田駅ビル1階の物販ブースや県内道の駅などで扱うほか、通販も行う。

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