秋田の「竿燈」が12年ぶりにシンガポールへ進出

例年60万人が観覧する秋田市の夏祭り「竿燈」

例年60万人が観覧する秋田市の夏祭り「竿燈」

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 シンガポールで開催される中国人コミュニティーの祝事「ミッドオータムフェスティバル」に9月15日、秋田の国指定重要無形民俗文化財「竿燈(かんとう)」が出演する。

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 同イベントは、「月の女神」の宮殿を形取った巨大提灯(ちょうちん)などがチャイナタウンの歩道を彩り、家族や友人が集まって月餅やお茶を満月の下で楽しむ中国人コミュニティーの祭事。

 イベントに出演する「秋田市竿燈会」は、これまでにもヨーロッパやハワイのほか、近年はアジア各国でも演技を披露してきたが、シンガポールでは1995年の同国建国30周年記念イベント以来12年ぶりとなる。

 同会の藤田勝会長は「アジア地域の人々に呼んでもらえる機会が以前よりも増えた。身近な地域との交流が深まるのをうれしく思っている。今回は5本の竿燈とともに30人が出演するが、シンガポールでも竿燈の妙技によって秋田の魅力を存分に伝えたい」と話している。

 「竿燈まつり」は、秋田市で例年8月3日から4日間開催される国指定の重要無形民俗文化財。祭りに使用する提灯付きの竹竿「竿燈」は、米俵をイメージした提灯を竹竿に連ねることで全体を稲穂に見立てたもので、これを手のひら、額、肩、腰などで持ち上げて演技を行う。

 提灯46個を付けた一番大きな大若(おおわか)は、長さ12メートル、重さ約50キロ。

関連記事(シンガポール経済新聞)秋田市竿燈まつり実行委員会公式WEBサイト

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