横手で開催の「ネオテニー・ジャパン」、地元アートファンらが応援団結成

「ネオテニー・ジャパン-高橋コレクション」フライヤー

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 秋田県立近代美術館(横手市)で9月19日~11月29日に開催の企画展「ネオテニー・ジャパン-高橋コレクション」を応援しようと8月下旬、秋田市在住のアートファンら有志5人が中心となって「ネオテニー・ジャパン秋田サポーターズプロジェクト」(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)を結成し、活動を始めた。

「ネオテニー・ジャパン秋田サポーターズプロジェクト」ホームページ

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 日本有数の現代美術コレクターとして知られる高橋龍太郎さんのコレクションから、絵画や立体造形、映像やインスタレーション作品など約90点を展示する同展。奈良美智さんや村上隆さんなど世界的に注目を集める芸術家のほか、秋田市出身の現代美術作家・鴻池朋子さんと秋田市を拠点に活動する村山留里子さんら、現代美術家30人以上の作品を展示する。

 「世界から注目を集める1990年代以降の日本の現代美術の流れや動向を地元で鑑賞できる貴重な機会」(同会の笹尾さん)と、チラシの配布や特設ブログの運営など広報活動も行い、同館の公認も得た。同会は現在、チラシの配布などを行う「広報サポーター」やイベントの会場で設営などを行う「現場サポーター」、来館者への説明なども行う美術の知識を持つ「ガイド」を募集するほか、協賛金も受け付ける。

 笹尾さんは「既に美術が好きな人などから、サポーターの希望や協賛の申し出も受けている」とし、「サポーターで雑貨店を経営する人は協賛フェアを開いたり、飲食店を経営する人は同展に合わせた特別メニューを用意したりするなど、自身の仕事もPRしていただきながら地域がリンクするかたちで同展を盛り上げていければ」(同)と幅広い参加を呼び掛ける。

 同プロジェクトは9月21日、秋田市と同美術館を結ぶバスツアーも企画。同サポーターがバスガイドを務める。参加費は2,500円。

問い合わせは同プロジェクトまで。

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