地場産原料で食の安全をPR-秋田の商業ビルで地元物産展

ベーカリーの試食コーナーが人気

ベーカリーの試食コーナーが人気

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 スーパーランド・ヤマト(秋田市大町2、TEL 018-862-2036)は10月28日から、同店の移転3周年を記念して秋田の飲食物産展を秋田ニューシティ(同)インナーフロアで開催している。

米粉や酵母のほか、地場産原料にこだわったベーカリーが人気

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 同物産展に出店するのは、北秋田市や仙北市の食品加工メーカーやリンゴ園など16店。初日の28日は午前から多くの買い物客でにぎわった。中でも、ベーカリー2店の試食コーナーが人気を集めた。

 今年4月に米粉にこだわるベーカリーとしてオープンした「米香房・お米でパン!」(仙北市角館町、TEL 0187-53-2100)は、ベーカリーとしては県内で唯一、米粉製造機も導入。「米ワッサン」(300円~450円)、「フルーツロールケーキ」(540円)などすべての商品に秋田県産の米粉を使うほか、「自宅でパンづくりをしたい人のために」(同店・中島康さん)、あきたこまち新米の「米粉」(1キロ=630円)や米粉パンづくりに必須の「グルテン」(250グラム=270円)も販売する。

 「天然酵母パンの店・凡(ぼん)」(由利本荘市、TEL 0184-22-8850)は、白神こだま酵母と国産原料にこだわった。「お客様に安心して食べてもらえるよう原料の出所もはっきりしている。『かぼちゃぱん』(150円)に使うカボチャは祖母、『さつまいもぱん』(140円)に使うサツマイモは従兄が栽培したもの」と同店・佐々木克仁さん。「添加物はもちろん、タマゴや牛乳などアレルギーの元になるものも使ってないので、離乳食期の赤ちゃんにも安心して食べてもらえる」とも。

 営業時間は10時~21時。今月30日まで。

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