秋田市都市整備部は、JR秋田駅周辺地区の再生を目的とする「秋田市低未利用地活用方策研究会(仮称)」を5月中に設置する。
同区域における低未利用地の土地利用転換に取り組む意欲ある金融、不動産、会計などの専門家で構成される同研究会には、市もオブザーバーとして参加。低未利用地の活用促進策について検討するほか、不動産証券化等の研修会の開催なども予定している。
JR秋田駅周辺地区は県内で最も地価が高い区域であるにもかかわらず、空地や平面駐車場などのいわゆる「低未利用地」が多数散在しており、市によると同区域17ヘクタールのうち4分の1にあたる約4ヘクタールが駐車場や空き地などの低未利用地に分類され、その有効活用が課題となっているという。