
秋田県内で醸造されるクラフトビールを一堂に提供する「春のビールまつり」が4月25日、秋田駅前西口広場で始まった。秋田経済新聞が後援。
毎年夏から秋にかけてビアフェスを開催する「秋田地ビール三大祭実行委員会」が、初めて春のイベントとして同会場で企画した。県内8醸造所がクラフトビール(500円~1,000円)、飲み比べセット(1,400円~2,000円)、ハードサイダー(600円~1,100円)を合わせて50銘柄以上を出店販売する。フードメニューは、ソーセージやピクルス、フライドチキン、豚バラのビール煮込み(300円~1,500円)など。
出店するのは、「秋田あくらビール」「HOPDOG BREWING」(以上、秋田市)、「Ogresse Quete」(男鹿市)、「田沢湖ビール」「湖畔の杜ビール」(以上、仙北市)、「OK,Adam」「sunao brewery」(以上、横手市)、「羽後麦酒」(羽後町)。
16時の開場時間に合わせ、クラフトビールファンや駅利用客らが続々と来場。「ちょっと寒いが、さまざまな風味のビールを楽しめて楽しい」と、飲み比べセットを注文した市内在住の女性。実行委員会代表の長谷川信さんは「県内のクラフトビール醸造所は、この2年で4社増えて8社に倍増したが、提供できる機会は少ない。醸造所ごとの銘柄に込められた『ストーリー』がある。広い世代の皆さんに地元のクラフトビールを知ってもらう機会にできれば」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。今月27日まで。