見る・遊ぶ

秋田で大学生フォトグラファーが初の個展 県内の風景23点展示

秋田市内のギャラリーで初めての個展を開く大学生フォトグラファーの佐貫広空(そら)さん

秋田市内のギャラリーで初めての個展を開く大学生フォトグラファーの佐貫広空(そら)さん

  • 5

  •  

 大学生フォトグラファーの写真展「永久の変遷」が2月27日、ココラボラトリー(秋田市大町3)で始まった。

「感情を重ねながら撮影する」という佐貫広空さん

[広告]

 現在、北海道内の大学に通いながらフォトグラファーとして活動する秋田市出身の佐貫広空(そら)さんが初めて開く個展。展示するのは、「秋田竿燈(かんとう)まつり」や「横手の雪まつり」、仙北市の温泉郷の雪景色、男鹿半島など、県内の四季の風景を中心に撮影した作品23点。作品によって光沢紙とマット紙を使い分けながら、A2サイズの写真パネルにして展示する。

 これまでに6000点ほどを撮影したという写真のうち、遊覧船の浮かぶ秋の十和田湖や小雨の降る中で撮影した仙北市角館の桜、5月の鳥海山を撮影した写真など、佐貫さん自身が特に気に入っている作品はA1サイズに引き伸ばし額装して展示する。作品を印刷したポストカードやポスター(200円~5,000円)も販売する。

 「感情を重ね合わせながら、秋田の風景に向かうと安らかな気持ちになれる」という、現在19歳の佐貫さん。「地元が嫌いだったこともあったが、若い世代の皆さんが秋田を好きになれる写真展にできれば」と来場を呼びかける。「大学卒業後は秋田に戻りたい。私が貢献できることを見つけられれば」とも。

 営業時間は11時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。3月2日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース