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秋田・竿燈イメージのコーヒーが発売1周年 まつりムードが売り上げ後押し

「秋田竿燈まつり」をイメージしたブレンドコーヒーが好評の南蛮屋あおい(秋田市大町1)の青井智社長

「秋田竿燈まつり」をイメージしたブレンドコーヒーが好評の南蛮屋あおい(秋田市大町1)の青井智社長

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 秋田市大町にある陶器店のオリジナルコーヒーバッグが、現在、秋田市の伝統行事・竿燈(かんとう)まつりの開催を前に売り上げを伸ばしている。

3種類をラインアップする「秋田竿燈ブレンド」コーヒーバッグ

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 売り上げを伸ばしているのは、コーヒー豆などを扱う南蛮屋あおい(秋田市大町1)のオリジナルコーヒーバッグ「秋田竿燈ぶれんど」3種。

 2021年7月の発売直後は、コロナ禍によりまつりの開催が見送られたことなどが響き、売り上げは振るわなかったが、3年ぶりとなるまつりの開催を8月3日に控え、7月の売り上げは好調。昨年同月比で、約3倍にあたる1000個以上を売り上げる。

 販売するのは、竿燈の演技者「差し手」の力強さをイメージした濃厚なブレンドの「大若」(250円)、炭火で焙煎したデカフェ(カフェインレスコーヒー)「小若」、太鼓と笛の音色をイメージして滑らかなコクと風味を追求した「囃子(はやし)」(以上、200円)の3種。同商品で使うコーヒー豆の量り売り(100グラム、680円~770円)にも対応する。

 自らも差し手としてまつりに参加する青井智(さとる)社長は「家庭や旅先で、まつりの粋さや幻想的な様子を思い出しながら当商品を楽しんでもらえれば」と話す。

 同社直営の市内4店舗や大町店(大町1)前に設ける自動販売機などで販売する。ネット通販にも対応する。

 営業時間は10時~19時。木曜定休。

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