「秋田市アグリビジネス創業支援セミナー」が2月11日、秋田市にぎわい交流館AU(秋田市中通4)で開かれる。
農産物加工など農業を中心とした「アグリビジネス」の知識を広めることなどを目的に、秋田市が企画した。
福岡県大野城市で農産加工所「職彩工房たくみ」を経営しながら、これまでに約300件の農産加工分野の事業化支援などに取り組んできた尾崎正利さんが、「私らしさで農産加工~今どきの農産加工とは」と題してリモート講演する。
「コロナ禍における商品開発と販売戦略」をテーマに、同分野で活躍する秋田県内の経営者を交え、パネルディスカッションも行う。登壇するのは、焼き菓子などを製造販売する「マザー食堂savu.」(楢山南中町)を運営する五十嵐麻美さん、自社製造する米菓の販売などを手掛ける「鼎家(かなえや)」(男鹿市)社長の米田賢吾さん、比内地鶏加工品などを製造販売する「秋田味商」(潟上市)社長の工藤真史さん。フリーアナウンサーの相場詩織さんが司会を務める。
市産業企画課の担当者は「農産加工に詳しい専門家のリモート講演に加え、コロナ禍に地元で商品開発に取り組む経営者が繰り広げるディスカッションなど興味深い内容。皆さんに聴講いただければ」と呼び掛ける。「賞品を用意する抽選会も楽しんで」とも。
開講時間は13時30分~15時30分。入場無料だが、予約が必要。問い合わせは、秋田市産業企画課(TEL 018-888-5725)まで。