秋田市出身の児童文学作家で俳人の、おおぎやなぎちかさんが5月12日、句会と童話講座を秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で開く。
都内で句会を主宰し、児童文学作品の創作にも取り組むおおぎやなぎさん。「故郷の秋田でも、もっと学びの場があれば」と、「作ってみよう たのしく俳句、しっかり童話」と銘打ち開く。
俳句3句を出し合う「句会」と、おおぎやなぎさんの童話作品「くもにアイロン」(福音館書店)の制作プロセスや公募へ応募する場合の心構えなどが題材の講座に分けて開く。
児童文芸家協会賞や児童文芸新人賞の受賞経歴を持つおおぎやなぎさん。「児童文学は、大人でも楽しむことができる。ネット社会だからこそ、一つ一つの言葉を大事にして、本に親しんでもらえれば」と受講を呼び掛ける。
希望者を対象に自作童話の添削を行う。添削希望者は、原稿用紙3枚にまとめて事前に提出する。
開催時間と受講料は、句会=10時~12時(2,000円)、童話講座=13時~15時(1,000円、添削は別途1,000円)。問い合わせはおおきやなぎさん(TEL 090-8505-4819)まで。