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秋田で「大人の絵日記」展 絵日記教室受講者42人が作品80点

秋田市在住のイラストレーター・天貝繁子さん

秋田市在住のイラストレーター・天貝繁子さん

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 秋田市在住のイラストレーター・天貝(あまがい)繁子さんが主宰する絵日記教室の受講者の作品展が現在、NHKふれあいギャラリー(秋田市東通仲町)で開かれている。

水性サインペンと色鉛筆で描く絵日記作品

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 「旅行先のヨーロッパの国々で描いた絵日記が楽しかった」という自身の体験を下に、2015年12月から「大人の絵日記教室」を開く天貝さん。

 講座で使う画材が、水性サインペン「UNIリブ」(三菱鉛筆)と12色ほどの色鉛筆、A5ノート(無印良品)のみという手軽さや、「(自分の作品を)他人の作品と比べないこと」「互いの作品をほめ合うこと」などの講座の方針が評判を呼び、年々受講者を増やす。

 「大人の絵日記展」と銘打ち開く同展には、受講者のうち42人が植物やまちの風景、料理、菓子類など身の回りの静物を中心に描いた「絵日記」作品やポストカードなど約80点を出展する。受講者が同展向けに描いた作品20点と天貝さんの作品も展示する。

 近年、「あじさい寺」として全国的に注目を集める雲昌寺(男鹿市)の入場チケットの挿し絵なども手掛ける天貝さん。「受講者の作品はノートに描く絵日記のため、人目に触れる機会が少ない。新たなコミュニケーションが生まれるきっかけになればと、初めて展示会を企画した。皆さんが気持ちのまま描いた線の歪みも写真にはない魅力。楽しみながら描く喜びを伝えることができれば」と話す。

 開館時間は9時~19時。入場無料。6月12日まで。

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