三ツ星料理人が「お取り寄せ」する秋田の納豆専門店-二代目福治郎

「日本一高い納豆」(同店)の「鶴の子」(500円)。1日20食限定

「日本一高い納豆」(同店)の「鶴の子」(500円)。1日20食限定

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 納豆専門店「二代目福治郎」(秋田市大町1、TEL 0120-2926-05)が販売する高級納豆が、「ミシュランガイド東京2008」で三ツ星を獲得した「銀座小十」(東京都中央区、TEL 03-6215-9544)の店主・奥田透さんが愛食していることなどから人気を集めている。

 古屋福治郎さんが1959年に開業した「ふく屋」(本社=横手市)は、現在、福男さんが後を継ぎ、木材を薄く切った「経木」に包んでじっくりと発酵・熟成させる昔ながらの製法や国産の良質な大豆にこだわり、2004年には創業主である福治郎さんの名を冠した納豆専門店「二代目福治郎」を長男の和久さんとともに秋田市に開店。1日20食限定の「日本一高い納豆」(同店)である「鶴の子」(500円)、黒豆納豆「光黒」(350円)、枝豆納豆「秘伝」(350円)などを製造・販売をするユニークな納豆専門店として知られている。

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 「銀座小十」の奥田さんが主に取り寄せる納豆は、小粒の「鈴丸」(250円)と大粒の「大袖振り」(250円)で、「小粒は納豆ごはんとして、大粒はそのまま『おかず』として味わっている。私はしょうゆを少しだけ入れるほかは何も入れない。おいしいものはいつもシンプル」(奥田さん)という。

 奥田さんが顧客になったきっかけについて、同店の古屋和久さんは「2002年に奥田さんが経営する日本料理店で出会った。奥田さんに納豆を贈ったところ気に入ってもらえ、毎月欠かさずお取り寄せいただくようになった。日本が世界に誇る料理人に気に入っていただいている納豆を製造・販売していることに恥じない『本物』を提供していきたい」とし、「日本一高い納豆は日本一うまい納豆でなければならない。その気持ちを食べてもらう人に伝えられれば」と話している。

 秋田は、後三年の役で源義家の軍がわらに包んで煮た豆が納豆になったことから、水戸と並んで「納豆発祥の地」と言われている。

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