秋田市在住の白鳥祐美子さん制作する「グラスリッツェン」作品が、注目を集めている。
ガラス板に専用工具を使って彫刻するアート技法「グラスリッツェン」。20年ほど前から趣味で制作を続ける白鳥さんが、幼い2人の娘が紙に描いた絵をガラス板上に忠実に再現したところ知人から制作依頼を受けるなど好評だったことから、本格的にオーダーを受け付けるようになった。
2月には白鳥さんが制作したアート作品やアクセサリーなどの雑貨類を扱う「天使の羽音」(秋田市土崎港東2)も開業。現在、秋田県信用組合手形支店(手形字西谷地)で作品展を開くほか、8月には同土崎支店(土崎港南)でも開催を予定する。7月20日・26日に「エリアなかいち」(中通2)で開かれる複合イベントにも出品する。
「子どもが描いた絵は保管したままになりがちだが、ガラス板に彫刻で起こすことで新たな魅力が生まれる」と白鳥さん。「インテリアや記念品としてオーダー頂くことが多い。完成した作品をお渡ししたときの笑顔がうれしい」と話す。
オーダーは2Lサイズで2,000円~。制作期間は原画の複雑さなどによって異なる。営業時間は15時~19時。日曜・祝日定休。