秋田の呉服店が「古布クラフト展」-1940年代の「染見本」も展示

1940年代に実際に使われていた染見本。1本の反物に複数の柄が染められている

1940年代に実際に使われていた染見本。1本の反物に複数の柄が染められている

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 都美屋呉服店(秋田市中通3、TEL 018-833-1529)は12月8 日~10日、クラフト作家らの作品を全国に紹介する古布専門店「布のオーケストラ」(東京都杉並区)とのコラボレーション企画「古布の世界展」を開催する。

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 今回で3回目を迎える同企画は、古着物や帯地を使用したバックや巾着のほか、ちりめん生地の人形や小物類など約80点を展示・即売するもので、同店で1940年代に受注用の「染見本」として使われていた古布も公開する。染見本は昭和初期から中期にかけて隆盛した「着物のカタログ」。現在のように染め上がった反物が少なかった時代に多く使われたという。

 同店店主の武田さんは「古布は近年のアンティークブームも手伝って人気が高まっている。古布の日本古来から伝わる美しい模様やモダンなデザインの魅力を知っていただければ」と話している。

 営業時間は9時30分~17時30分。

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