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秋田で「まちなか」写真展-気鋭写真家も参加、児童とまちの未来考える

14組の親子が「未来へ残したい風景」をテーマに今夏、市中心市街地を撮影し、作品を制作したワークショップの様子

14組の親子が「未来へ残したい風景」をテーマに今夏、市中心市街地を撮影し、作品を制作したワークショップの様子

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 秋田の「まちなか」がテーマの写真展「写真でつなぐ これまでとこれから」が12月15日~27日、現秋田県立美術館・美術ホール(秋田市千秋明徳町)で開かれる。

子どもたちを撮影した写真家・浅田政志さんの作品

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 アートによる地域活性化に官民協働で取り組む「あきたアートプロジェクト」の一環として開く同展。今夏、14組の親子が「未来へ残したい風景」をテーマに市中心市街地を撮影した写真に、写真家の浅田政志さんが撮影に参加した10歳前後の児童の写真などをコラージュ。児童らが雑誌編集者の藤本智士さんのレクチャーを受けながら、「未来の自分へ」と題したメッセージを写真に添え、「一枚のアルバム」と題した作品に仕上げた。

 当日、同作品と合わせ、地元商店主やアマチュアカメラマンら市民から公募した1960年代後半から現在に至るまでに市中心街地を撮影した写真100点も「この街のアルバム」と題して展示。15日には、浅田さんと藤本さんを招いたオープニングセレモニーも予定する。

 同展担当の笹尾千草さんは「まちの移り変わりを単に懐かしいと振り返るだけではなく、子どもたちが未来への思いをはせながら制作したまちなかの写真と合わせ、地域の魅力について考えたり、対話したりするきっかけにしてもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。オープニングセレモニーは11時~12時。入場無料。

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