ガラス工芸品の制作や展示販売などを行う「硝子工房窯硝」(秋田市楢山南新町、TEL 018-838-0707)が10月上旬、移転オープンした。
ガラス工芸作家として開業7年目を機に、これまで構えていた秋田市寺内の工房から、「生まれ育ったなじみ深い楢山で」と同地区へ移転した鎌田祥子さん。
店舗部分を合わせ約10坪の新しい工房は、自身で内部の改装も手掛け、「理想の工房に仕上げた」という。
箸置き(500円前後~)や食器(2,000円前後~)など鎌田さんの作品のほか、県内外のガラス作家ら7人が制作した食器や服飾雑貨など100点以上を展示販売する。今後は、初心者向けにガラス工芸品の制作体験の開催も予定。
鎌田さんは「これからも腰を据えて作品を制作し、新作を発表していきたい」と意欲を見せる。「散歩がてら気軽に立ち寄って、ゆっくり作品に触れていただければ」とも。
営業時間は10時30分~17時30分。日曜・月曜定休。