秋田のロックバンドがファン限定グラス-地元ガラス工房とコラボ制作

グラスの出来に満足するロックアーティストの草階さん(左)とギターを手に談笑するガラスアーティストの小松さん

グラスの出来に満足するロックアーティストの草階さん(左)とギターを手に談笑するガラスアーティストの小松さん

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 秋田市を拠点に活動するロックバンド「halos(ハロス)」とガラス工房「グラススタジオ・ヴェトロ」(秋田市太平八田、TEL 018-838-3335)は今月、同バンドのファン限定ノベルティーグラスを制作した。

吹きガラスで制作したグラス「ブルーバード」

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 グラスの制作は、ロックバンドでボーカルとギターを担当する草階亮一さんが昨年12月、秋田市内でガラス工房を経営する小松聡一さんと出会ったことがきっかけ。

 「以前からファン向けのノベルティーグッズを作りたいと考えていたが、これまで、本当に作りたいと思えるモノや一緒に制作したいと思える人に出会えなかった」(草階さん)が、共通の友人の紹介で出会った小松さんの吹きガラス作品を見て「感銘を受けた」(同)ことから、小松さんに新作アルバムタイトルから「ブルーバード」をイメージしたグラス制作を依頼した。

 小松さんは「共通の友人から、草階さんはとっつきにくい人だと聞かされていた(笑)」が、草階さんが作詞作曲を手がけたアルバムを聴いて気に入ったほか、「人間的にも面白そうだと思った」ことなどから快諾した。「他人からテーマを決められて作るのは初めて」(小松さん)。

 グラス作品は、「ブルーバード」をイメージして色付けしたガラスに、片口と羽をイメージした装飾を施した8種類のバリエーションを制作。小松さんは「どれも、一つひとつ吹きガラスで制作する1点モノ。手間はかかるが、量産できないモノを作りたかった」と話す。

 草階さんは「ファンの人に手にしてもらうモノだから、妥協のないものでありたかった。小松さんの作品は出来上がりを見る前から満足のいくものになる確信があった」とも。

 グラスは、2月21日に仙台を皮切りに、下北沢、新潟、秋田などで行うライブツアー会場で販売するほか、同バンド公式サイトでも注文を受け付ける。価格は1個3,000円。

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