プロジェクションマッピング・イベント「秋田幻燈夜(げんとうや)~イマジナル・マッピング・ナイト~」が10月17日~20日、新秋田県立美術館(秋田市中通1)で開かれる。
プロジェクションマッピングの映像制作に取り組む仁賀保高校の生徒
3DCGなどの技法で制作した映像を建造物の外壁などにプロジェクターを使って投影する「プロジェクションマッピング」。観覧者の錯覚により、映像が投影された外壁が変形したり、存在しないものがあたかも存在したりするように見えることから、アートの表現手法として注目を集める。
アートによる地域活性化へ向けて官民で取り組む「あきたアートプロジェクト」の一環として企画した同イベント。CG制作プロダクションのゼロニウム(山王6)と仁賀保高校情報メディア科の生徒30人が「秋田」をテーマに制作し、同美術館外壁の縦9メートル、横50メートルをスクリーンに見立てて投影する。音楽やダンスと組み合わせたパフォーマンスも予定する。
同社の伊藤茂之社長は「現在、東北最大規模の巨大映像の投影へ向け制作作業を進めている」と話す。「秋の夜、新しい美術館で行われる不思議な映像体験に期待してもらえれば」とも。
開催時間は18時~20時30分。入場無料。