秋田で「グリーンドリンクス」-地ビールを飲みながら環境問題を語る

環境問題など市民活動をする人やエコロジーに関心のある人たちが集まって地ビールと気ままな会話を楽しんだ

環境問題など市民活動をする人やエコロジーに関心のある人たちが集まって地ビールと気ままな会話を楽しんだ

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 「グリーンドリンクス in AKITA」が6月27日、「あくら・フォー・スクエア」(秋田市大町1、TEL 018-862-1841)で開催され、日ごろの環境に関する各々の思いなどを話し合いながら新緑の下で秋田の地ビールを楽しんだ。

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 環境問題の象徴としての「グリーン」と、飲酒を意味する「ドリンクス」から成る造語の「グリーンドリンクス」は、欧米諸国では広く開催されるオープン形式の「飲み会」。市民活動などに取り組むグループ「SiNG(シング)」(秋田市川元)の武内伸文代表が主宰し、同会の趣旨に賛同する地ビールメーカー「あくら」の協賛によって開催され、今回で2回目。

 会には予約だけで20人以上が集まり、当日は飛び入り参加も。会の後半には3人1組のチームでクイズ会も催され、「ディーゼル車のシェアが多いヨーロッパの国」「日本人の食べ残しの量」「歯磨き中に蛇口を閉めないことで無駄になる水道水の量」などの問題が出題され、今回が初めての参加という女性は「電気自動車の普及率のクイズではドイツのイメージがあったが、フランスが先進的なことを知った」と話していた。クイズ会の優勝チームには次回の参加費が無料となる賞も贈られるなどし、会場は盛り上がりをみせた。

 武内さんは「参加者には、共通の問題意識をもつ仲間と出会うきっかけにもなったと思う」と話す。

 次回の開催は7月中を予定しており、詳細はホームページに掲載する。

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