秋田・潟上の「ポインセチア・タワー」、今年も制作・展示

高さ6メートル(ポインセチア部分=4メートル)、4メートル四方のピラミッド型「ポインセチア・タワー」

高さ6メートル(ポインセチア部分=4メートル)、4メートル四方のピラミッド型「ポインセチア・タワー」

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 地元農家が栽培した観葉植物「ポインセチア」で作ったタワーが今年も、「ブルーメッセあきた」(潟上市、TEL 018-855-5041)に展示され、来場者の目を楽しませている。

約1,000鉢のポインセチアを積み上げたタワー

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 タワーは、高さ6メートル(ポインセチア部分=4メートル)、4メートル四方のピラミッド型。地元農家が栽培した約1,000鉢のポインセチアを、鉄パイプ製フレームのベースに6人がかりで3日かけて積み上げた。

 1997年以来、同所を運営する昭和総合開発(同)の社員の発案からクリスマスシーズンに合わせて毎年展示する「ポインセチア・タワー」。例年、テーマやデザインを変更する工夫も施すなどして地元の名物になったが、2007年3月、タワーを発案した社員は病のため帰らぬ人に。その後も他の社員が遺志を受け継ぎ、今年も制作・展示した。

 今年のテーマは「うっかりかりかりサンタ」。赤白のポインセチアで屋根と雪を表現し、タワーの頂点には「メタボのため煙突から出られなくなったサンタをトナカイが抱え上げる」という設定で可動する電動ギミックも搭載した。

 同社園芸部の関谷公樹さんは「ポインセチアはとてもデリケートな植物。積み重ねる際には傷を付けないように注意した」とし、「小さな子どもにも楽しんでもらえるように工夫した。ライトアップも行うので、昼と夜で表情が変わるポインセチアの鑑賞を楽しんでもらえれば」と話す。

 ライトアップは16時から。開館時間は9時~18時(12月23日~25日は21時まで)。

 入場無料。12月下旬まで。

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