「あきたこまち」のパッケージに初の萌えキャラ-予約好調、例年の5倍に

美少女イラストレーターとして知られる西又葵さんがデザインした「あきたこまち」米袋(JAうご)

美少女イラストレーターとして知られる西又葵さんがデザインした「あきたこまち」米袋(JAうご)

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 秋田県産「あきたこまち」を若い世代にも食べてもらいたいと、「JAうご」(秋田県羽後町)が今秋の新米に採用したイラストレーター西又葵さんのデザイン米袋が話題を呼び、予約開始5日で例年の5倍近い800件を超える予約が寄せられている。

秋田県産「あきたこまち」に採用される市女笠の女性キャラ2種

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 「若い世代の米離れを食い止めたい」と同JAが企画したパッケージは、稲穂を手にした市女笠(いちめがさ)の美少女に同町の象徴「梅とうぐいす」を若い男性に人気のイラストレーター・西又葵さんがデザイン。パッケージの表面を和紙でコーティングするなどし、「高品質な『あきたこまち』にマッチした高級感あふれる仕様になっている」(同JA担当者)という。「農作物のパッケージに萌えキャラを採用したのは全国初では。西又葵さんが描いた和装の女性は珍しいことも人気につながっているようだ」とも。

 担当者は「秋田県産あきたこまちの特A級(最高級ランク)の8割が羽後町周辺で収穫される」とし、「小さな農協だからこそ細かな品質管理ができる。今年は豊作で、実りの時期の気温の寒暖差が大きかったためうま味が増した。米の品質基準となる玄米食味値や整粒などを厳選したコシヒカリ以上の品質特性を持った高品質な『あきたこまち』を出荷できる」と話す。

 同商品は、インターネットで限定販売するほか、9月27日・28日10時から、「盆踊り会館」(羽後町西馬音内)で先行販売する。5キログラム以上の購入客に、原画をプリントしたクリアファイル(A4サイズ)を進呈する。

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