![昨年12月発売のミニアルバムは全国のCDショップで購入が可能で、ライブ活動も全国展開中 © Ryusuke Suzuki](https://images.keizai.biz/akita_keizai/headline/1182848515_photo.jpg)
秋田在住で全国展開をしているインディーズ系バンド「halos(ハロス)」は、6月30日行われるライブハウス「秋田LIVE SPOT 2000」(秋田市中通4、TEL 018-831-9600)でのライブを皮切りに、東京、仙台、新潟を回るツアーを開始する。
ギターでボーカルの草階亮一(くさかいりょういち)さんをリーダーとする「ハロス」は2005年に秋田でデビュー。2006年12月に初のミニアルバム「record」を全国発売し、今年4月に仙台で開催されたプロミュージシャンによる音楽祭「ARABAKI ROCK FEST.07」(アラバキロックフェスタ)には、ウルフルズ 、ザ・クロマニヨンズ、元ちとせ、東京スカパラダイスオーケストラらとともに出演を果たすなど、全国的な活動で注目を集めている。
ロサンゼルスでブルースのセッションに参加した経験もある草階さんの楽曲は、開放的でスケール感のあるメロディーと、聴衆を内面に引き込むような歌詞と歌唱が特徴。
草階さんは「聴衆へのメッセージを歌詞に込めることはしないが、ハロスの音楽が『たまった洗濯物を片付けよう』くらいに体を動かすきっかけになってもらえれば」と話す。
CDを全国発売したことについては「音楽のインターネット配信は便利だが、パッケージメディアの魅力もある。先のアルバムジャケットは1万枚撮った写真の中から選んだもので、周辺アートを含めてCDのクオリティーを高めていく過程に意義を感じている」とし、活動を全国展開しながら秋田在住にこだわることについては「秋田には全国一高い自殺率などネガティブなことも多いが、気軽に山を散策したり渓流釣りをしたりしながら創作活動を行うこともできる。秋田を離れるつもりはない」と話している。