秋田のクリエーターが「マトリョーシカ」展-輸入雑貨店など2会場で

秋田市内の輸入玩具・雑貨店など2会場で開催中の「マトリョーシカ」展

秋田市内の輸入玩具・雑貨店など2会場で開催中の「マトリョーシカ」展

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 ロシアが起源の木製人形「マトリョーシカ」をテーマにした企画展「あけまして、マトリョーシカ/マトリョーシカ・アパート」が現在、秋田市内の2会場で開催されている。

オリジナルマトリョーシカを80点以上展示する「マトリョーシカ・アパート」展

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 輸入玩具・雑貨ショップ「tooi(トオイ)」(秋田市南通亀の町、TEL 018-837-8900)で未塗装の白木製マトリョーシカを見た秋田市在住のデザイナー・矢吹史子さんが、「クリエーターがそれぞれの感性でオリジナル・マトリョーシカを制作したら面白いのでは」と、同店の吉田浩子さんと企画し、昨年10月から準備を進めてきた。

 会場は、同店と矢吹さんのオフィス(楢山登町)の2会場。同店では、「つまようじ入れ」(630円)や「ストラップ」(630円)などのロシア製マトリョーシカ・グッズのほか、マトリョーシカをモチーフにデザインした「Tシャツ」(1,575円~)や「編みぐるみ」(500円)など、地元でものづくりに携わる約30人のハンドメード作品を展示販売する。

 「マトリョーシカ・アパート」と題する矢吹さんのオフィスには、白木のマトリョーシカにイラストを描いたものや彫刻したもののほか、漆や磁器製のものなど、地元のイラストレーターやデザイナーを中心に24人が制作した個性的なマトリョーシカ80体以上が並ぶ。

 「クリエーター同士が刺激し合いながら、ネットワークを広げるきっかけの一つになればとの思いで企画した」と矢吹さん。「中には、普通のOLや公務員の作品もあるが、想像以上に素晴らしい仕上がりに驚いている。デザインを本業にしているわたしたちも気を引き締めていかなければ(笑)」とも。

 営業時間は11時~18時。水曜定休。1月31日まで。オフィス会場は12時~17時。土曜・日曜・祝日のみ展示する。

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