秋田県在住アーティストの美術展「AKITA ART JUNGLE 2009」が11月26日、秋田市内2会場で始まった。

寄せ木でカーリングプレーヤーを表現した彫刻作品「Cool Shot!」

　秋田から創造性に富んだ新たな取り組みを発信することなどを趣旨に開催する同展。例年、美術展の入選作品や受賞作家の作品を展示してきたが、今年は、次世代の秋田のアートシーンをリードする若手作家の発表の場としても展示スペースを開放した。

　同展では、絵画や立体作品など「ファインアート」作品37点とデジタルデバイスなどを利用した「コンテンポラリーアート」作品6点を秋田県立美術館（千秋明徳町）に展示するほか、地元のデザイン事務所などが制作した映像作品や建築模型など商業デザイン作品18点もカレッジプラザ（中通2）に展示する。

　今月28日・29日には、アトリオン（中通2）で、地元のクラフト作家らがショップや「生ジュース・バー」などを開く関連イベントや、「シュガーアート」や「和とじ本」を制作するワークショップも予定（現在参加者募集中）。29日には、ユニークなイラストのポスター作品などで知られる秋山孝さんが「ぼくの町の町づくり」をテーマに講演も行う。

　開催時間は、秋田県立美術館＝10時～17時、カレッジプラザ＝10時～20時30分（いずれも30日は12時まで）。入場無料。

　詳細は県民文化政策課ホームページ「ブンカDEゲンキ」で確認できる。