渋谷ギャルが育てた「シブヤ米」、初出荷-大潟村で発送作業

パッケージされた「シブヤ米」を手に初出荷を喜ぶ「ノギャル」メンバー

パッケージされた「シブヤ米」を手に初出荷を喜ぶ「ノギャル」メンバー

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 渋谷ギャルら若い女性が農業に取り組む「ノギャル」プロジェクトは10月10日、秋田県大潟村で収穫した「シブヤ米」の初出荷作業を行った。

「シブヤ米」出荷作業を行う元ギャル社長・藤田志穂さん

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 元ギャル社長として知られる藤田志穂さんと渋谷のギャルモデルが中心メンバーとなって、若い女性が農業に取り組む「ノギャル」プロジェクト。「渋谷の象徴『ハチ公』のふるさとだから」(藤田さん)と秋田県大潟村の農家の協力を得て、約24ヘクタールの田んぼを使った「あきたこまち」の栽培に今春から取り組んだ。

 5月には、藤田さんの呼び掛けに応じて全国から集まった若い女性約30人と共に地元農家の指導を受けながら田植えを行い、夏季には除草など田んぼのメンテナンスもこなして、今月、「シブヤ米」約140トンの収穫・出荷にこぎつけた。初めてとなる出荷作業当日、藤田さんら「ノギャル」メンバーは、予約注文伝票を片手に手分けして梱包作業などを行った。

 プロジェクトに協力する「瑞穂」(大潟村、TEL 0185-45-3214)の小林肇社長は「日常的に見ていると気が付きにくい田んぼや農業の魅力など、私たちがギャルの皆さんに気付かされたことも少なくなかった」と一連の作業を振り返る。「いい米ができたと思う。米作りの現場からギャルの皆さんが受けた新鮮な思いを消費者の皆さんに届けられれば」と、初出荷の「シブヤ米」に期待を寄せる。

 「ノギャル」メンバーは12日、「シブヤ米」で作ったおにぎりなどを振る舞うイベントを渋谷で行う。

 商品は、「白米」「無洗米」「胚芽米」「プレミアム玄米」の4種類で、いずれも2,700円(5キロ)。ディスカウントストア「ドン・キホーテ」(渋谷店ほか都内10店舗)で取り扱うほか、インターネット通販も行う。

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