ジャズピアニストの早川泰子さん、秋田で新作録音-地元音響マニアが協力

写真左から勘座光さん、早川泰子さん、佐藤広則さん、山下弘治さん

写真左から勘座光さん、早川泰子さん、佐藤広則さん、山下弘治さん

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 世界的ジャズメンのレイ・ブライアントさんらとのセッションでも知られる秋田市在住のジャズピアニスト・早川泰子さんが5月10日・11日、秋田市文化会館(秋田市山王7)で新作のレコーディングを行った。

レコーディングエンジニアを務めた佐藤広則さん

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 新作は、首都圏を中心に活動するジャズベーシスト山下弘治さんと若手ジャズドラマー勘座光さんとのトリオによる演奏で、使用したピアノは「スタインウェイ」。

 「早川さんとは13年ほど演奏を共にしているが、それぞれ活動拠点が東京と秋田なので、年に数回しか会えないのが長続きの秘訣(笑)」(山下さん)「楽しくスイングすることの大切さを早川さんから教わっている」(勘座さん)と和やかな雰囲気ながら、ジャズ特有の緊張感も漂う中で、オリジナル曲やジョン・コルトレーンの名曲「ジャイアント・ステップス」など16曲を録音した。

 プロデュースとレコーディングエンジニアを務めたのは、地元のオーディオマニアの佐藤広則さん。10年来の早川さんの大ファンという佐藤さんは、これまでにも趣味のオーディオを生かして早川さんの演奏を記録してきた。中でもサックス奏者の山田穣さんを迎えて演奏した早川さんのプライベート盤は、200枚だけ製作したところ、音質の良さからコレクターの間で話題になり、ジャズ専門誌を通じて高値で取り引きされる「幻盤」に。

 佐藤さんは「タッチの強い演奏やメロディアスなバラードなど、早川さんの心地良いピアノをバランスよく録音したい」と話す。

 早川さんは「佐藤さんが初めて私の演奏に接してくれた会場で、佐藤さんに録音してもらえることに縁を感じる」とし、「私のピアノの音を本当に理解してくれている佐藤さんは、ジャズファンにもオーディオファンにも愛される作品に仕上げてくれるはず」と信頼を寄せる。

 新作のタイトルは「決まっているけど、秘密(笑)」(早川さん)。今秋以降のリリースを予定する。

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