「秋田港菜の花フェスティバル・ファイナル」が5月2日・3日、秋田湾産業新拠点（秋田市飯島）で開催される。

工業用埋め立て地を活用した「菜の花フェスティバル」会場

　会場となる秋田湾産業新拠点は、製紙会社が進出予定地だった秋田市の工業用埋め立て地。その後、農業の活性化と循環型社会の形成を目指し、秋田県立大（下新城中野）が実証実験用の菜の花畑として活用。栽培面積は昨年より2.5ヘクタール増やし10ヘクタールに拡大した。

　菜種油を使ったバイオ燃料への一般への理解を訴えることなどを目的に、同大学のほか、NPOあきた菜の花ネットワーク（外旭川）、秋田県、港商友会（土崎港西1）の4者で構成する実行委員会が主催し、秋田大学とNPO環境あきた県民フォーラム（上北手荒巻）が協力する同イベントは、13,000人が来場した昨年に続き、今年で2回目。

　当日は、会場に特設した展望台から菜の花畑を一望できるほか、トラクターで畑巡りもできる。イベントは、菜の花栽培講習会やバイオ燃料講習会を開くほか、「超神ネイガー・ショー」「菜の花アイスクリームの販売」などを多彩に繰り広げる。JR土崎駅からは、バイオ燃料を使ったシャトルバスも運行する。

　開催時間は10時～16時。入場無料。