秋田のご当地ヒーロー「超神ネイガー」のフィギュアが景品のクレーンゲーム機が1月28日、全国のアミューズメント施設に導入される。
フィギュアを製作したのはタイトー(東京都渋谷区)。ABSとPVCを素材に、骨格や筋肉の存在感を出すため細かなシワも再現し、「実物の超神ネイガーをそのまま縮小サイズにした」(同社キャラクタートイ事業部の塚本さん)。「マスクとボディーの黒色の塗装を微妙に変えることで、実物の自然な感じを表現した」(同)ほか、肩にかけるパーツの原型は「縄を1本1本作った後に、さらに束ねることで実在感を出す工夫を施した」(同)というこだわりぶり。サイズは全長18センチ(台座を含む)。
「ご当地ヒーローを全国的に展開するのは初めて」と話す塚本さんは「いろいろなご当地キャラがメディアで取り上げられているが、超神ネイガーは地元の公共媒体にもキャラクターとして採用されるほか、主題歌を水木一郎さんが手がけるほど運営主体の熱意も高いことから、全国での流通が可能と判断した」と商品化の背景を話す。「クレーンゲーム機は、レアで話題性に富んだ新鮮な商品が注目を集めることも多く、超神ネイガーはプレミア感のある商品展開としてもピッタリ」とも。
仙台や浅草など全国の同社直営アミューズメント施設に順次導入するが、店舗在庫がなくなり次第終了する。
ゲームは1回200円程度(店舗により異なる)。