
デジタル分野の子ども向け体験型イベント「SOZOW(そうぞう)フェス」が現在、秋田駅に併設の商業ビル「アルス」地下で開かれている。
教育事業などを手がける「SOZOW」(東京都品川区)がJR東日本と連携し、未就学児や小学生を対象に夏休みに合わせて企画した。
オンラインゲーム「マインクラフト」を使う仮想空間で行う実験やロボットをプログラミングして行う「ロボット射的」のほか、「VRゴーグル」や「デジタル水族館」を作るワークショップなど14種のデジタルコンテンツを用意。「リッキーさん」のニックネームで親しまれているというSOZOW社員の板倉優也さんが来場者をガイドする。秋田新幹線「こまち」や快速列車「リゾートしらかみ」のホームなどを背景に車掌アナウンスができる「ユーチューバー体験ブース」も設ける。
7月19日に家族で来場した横手市在住の佐々木聖子さんは「科学に興味を持ち始めた5歳の息子の希望。マインクラフトで花火の研究などを楽しんだ」と話す。
板倉さんは「遊びを通じてさまざまなデジタル技術に触れ、学ぶことができる機会。子どもが驚きやワクワクを体験できる『創造』の世界を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
営業時間は10時~17時(8月4日~6日は15時まで)。入場料は600円、小学生以下は1,000円(専用コイン10枚を含む)、4歳未満は無料。7月28日~30日は休業。8月6日まで。