「秋田プロバスケットボールチームをつくる会」(秋田市土崎港西3、TEL 018-847-2112)は6月26日、市民が自由に意見交換するタウンミーティング「第1回つくるカイギ」を開催する。
日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)への秋田県内チームの参入は、これまでにも秋田のバスケットボールファンらで組織する団体が挑戦してきた経緯があるが、同会は組織を一新。事務局を秋田市のインキュベーション施設「チャレンジオフィスあきた」に設置し、「秋田さバスケ」をスローガンに先月中旬からリーグ参入に向けた活動を始めた。
同リーグによる2010年シーズン参入チームの公募が来年6月まで行われることから、同年までのチーム運営会社設立が目標。日本人初のNBAプレーヤーとして活躍する田臥勇太選手の母校・能代工業高校のユニホームを模した会員向けウエアを製作するなど、参入までの資金約1億円の確保へ向けた活動を本格化している。
同会の水野勇気事務局長は「タウンミーティングは、会の活動趣旨の説明や意見交換の場として開催する。バスケットボール王国とも言える秋田にプロのバスケットボールチームを立ち上げることは地域の活性化にもつながるもの。ミーティングに市民の皆さんの意見をいただければ」と話している。
開催時間は19時~。参加無料。