にかほ市が現在、移住者・移住希望者を対象とした就職支援などのサポート事業を本格化させている。

　2005年に2万9000人あった人口が2016年には2万5000人まで減少するなど、人口減少や高齢化に悩む同市。2008年から移住促進策に取り組んできたが、11月に同市の生活関連情報や空き家情報、移住者体験談、求人・求職情報など移住者向け情報サイトを開設した。

　12月23日・24日は、移住・交流情報ガーデン（東京都中央区）で移住相談会「にかほ移住相談カフェ」を初めて開き、市職員や職業相談員、起業創業支援専門家らが首都圏の移住希望者の相談に対応するほか、地元特産品の試飲や試食コーナーも設け、同市の魅力を伝える。

　商工政策課の横山英弥さんは「コーヒーや地元特産品の試食などを楽しみながら移住相談を受け付けるので、足を運んでいただければ」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は、23日＝13時～18時、24日＝12時～16時。