秋田市在住の写真家・高橋希さん主催のアートイベント「オジフェス」が現在、小玉会館(潟上市)で開かれている。
写真作品展やトークイベントのほか、ワークショップ、フリマイベントなど展示会の枠を超えて開く同展。2014年に初めて開いて以来、クラフト作家やファンの交流の場になっている。
今年は、醸造会社が所有する築約70年の同会館を高橋さんらが修繕した会場で開く。
3回目を数える今年のテーマは「まじわる」。平日は県内外の写真家や陶芸家らアーティスト13人の作品展、土曜・日曜は、子どもが店主と客のフリマ企画「ちびっこ店主祭り」(6月18日)、ウェブメディアの編集長らの座談会「超ローカルメディア」(同19日)、参加者の交渉次第で0円で取引できる「0円マーケット」(同25日)などを予定する。
「自分の好奇心からやりたいことを詰め込んだところ、今回もイベントを盛り込み過ぎになってしまった」と高橋さん。「これまでと趣向を変え、バラエティーに富んだ作品展を中心に企画した。変化していく『オジフェス』を体験してもらえれば」と来場を呼び掛ける。
入場料は1日券(大人300円、中学生~大学生200円、小学生100円、小学生未満は無料)のほか、会期中入場自由な「オジフェスパスポート」(500円~)も用意する。6月25日まで。