秋田県が発行するフリー誌「のんびり」編集部(秋田市楢山登町、018-832-8086)は8月、参加者交流型の勉強会「なんも大学」を始める。
県内の地域資源の紹介や発掘などをテーマに、2012年に創刊した同誌。読者からワークショップや講座の開催を望む声が多く寄せられたことなどから、秋田市民市場内会議室(中通4)を会場に連続講座として企画した。「寒天」「日本酒」などをテーマに2016年3月まで4回ほど開き、同4月からの本格運営を予定する。
プレ講座として8月8日、阿仁マタギで写真家の船橋陽馬さんをゲストに迎え、同誌の藤本智士編集長、矢吹史子さん、田宮慎さんの3人と「あたらしい仕事をつくろう」をテーマにトークイベントを開く。
同編集部の田宮慎さんは「取材で発見した地域の魅力や地域住民との交流など、誌面で取り上げてきたコンテンツを体感できるようなワークショップやトークイベントを予定している。当誌が重視している編集の視点やクリエーターが地方で活動していくための覚悟や意識などを実践いただける場にできれば」と意気込みを見せる。
開催時間は13時30分~15時30分。定員50人。参加無料。