イーホテル秋田・1階スペース（秋田市大町2）で10月18日～11月3日、「占い」がテーマのプロジェクト「宿命の交わるところ－秋田の場合」が開かれる。現在、秋田市内で開催中の「あきたアートプロジェクト」の一環。

　演出家の高山明さんが代表を務め、リサーチャーや編集者、デザイナーなど専門スキルを持つメンバーでつくる「Port観光リサーチセンター」が主催する同プロジェクト。プロデュースは秋田公立美術大学の岩井成昭教授。

　「演劇的思考」をリサーチ手法に応用し、「占い師」を介して「秋田に暮らす人々の『宿命』」を浮かび上がらせながら、ローカル媒体による「情報の流れ」を演出する試み「メディア・インスタレーション」として展開する。

　会期中、新聞社やテレビ局などさまざまな媒体が取り上げた「占い」にまつわる記事や番組を会場に順次公開して、来場者に「占いを通して見た秋田」を提示する。地元占い師の出張占いブースも特設する。

　開場時間は16時～20時（土曜・日曜・祝日＝11時～19時）。入場無料。占い体験は2,000円。11月3日まで。

　10月18日、高山さんらが出演するトークイベントを「ココラボラトリー」（大町3）で開くほか、同ホテル1階で「占い教室」も開く。トークイベントは13時～14時30分、占い教室は15時～16時。参加無料。