秋田に関わる身近な情報をSNSで提供し合う「フェイスブック秋田県人会」のメンバーが5月上旬、3000人を超えた。
故郷の風物を撮影した写真や県外で開かれる秋田関連のイベント情報などを投稿し合うことを目的に、埼玉県内で会社を経営する大館市出身の斎藤明さんが2012年8月に立ち上げた同グループ。
「『秋田愛』をテーマに、メンバーが同じ思いで故郷を感じることができる場として立ち上げた」と斎藤さん。東京都内の秋田料理店でオフ会も開くなどし、職業や世代を超えたメンバー延べ30人以上が参加。「県北と県南の方言の違い」「県人ならではの習慣」「秋田を出て気付いた故郷」などの話題に花が咲くという。5月17日には、県内で広く行われる野外飲食イベント「鍋っこ遠足」の開催も都内で予定する。
斎藤さんは「これからもコミュニケーションの輪を広げながら、メンバー皆さんの活動や故郷の活性化につなげていくことができれば」と話す。