秋田市のアートスペース「ココラボラトリー」(秋田市大町3)で5月3日、開設7周年記念イベント「ALWAYS 三丁目のココラボ」が始まった。
「みんなの創造力で地域を豊かにする研究所」をコンセプトに、アートが軸のイベントスペースとして2005年に開設した「ココラボラトリー」。5月3日に7周年を迎えたことを記念して開く同イベントは、現在も旧地名「川反(かわばた)」の呼び名で親しまれる大町3丁目周辺を題材に企画した。
秋田市内を中心にまちの風物や歴史を紹介する人気ブログ「二〇世紀ひみつ基地」管理人の協力を得て、同地区に関する記事や資料写真を展示したり、フロアに描いた川反の白地図に、来場者が「好・笑・涙・美・変」をテーマにメッセージを残す「川反ひみつ基地図 2012」を作成したりするほか、近隣を回るフィールドワークも行う。地元の骨董店が昭和の雑貨類などの出張販売会も開く。
同アートスペースの笹尾千草さんは「あえて小さなエリアに限定しながら、時を経ても変わらないものと時と共に移りゆくものをテーマに企画した。皆さんのそれぞれの物差しで川反の魅力を再発見いただければ」と来場を呼び掛ける。
フィールドワークは6日、10時~13時。参加費500円。定員10人。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。5月6日まで。