スマートフォン向けアプリ「セカイカメラ」を使った秋田の観光PRクイズイベント「スマートフォンでキーワードハンティング」が3月1日、始まった。
スマートフォン付属のカメラを空間にかざすことで、地図上に埋め込んだ文章や写真などのデータが「エアタグ」と呼ばれる吹き出しに表示される同アプリ。アプリの機能を使い「秋田の観光PRを」と秋田市内2社から成る「AR事務局」(秋田市山王5、TEL 018-853-9818)がクイズイベントを企画した。
秋田のご当地キャラ「ちびっコなまはげ・がおたくん」のイラストが掲載されたイベント向けエアタグは、JR秋田駅前や秋田空港、道の駅など秋田県内の観光施設50カ所にそれぞれ50件を設置。エアタグに隠された計6文字を見つけてキーワードを完成させる。
クイズ正解者には抽選で、「韓国旅行ペアチケット」「がおたくんぬいぐるみ」「モノポリー秋田県版」などを進呈する。開催は3月31日まで。
県観光課は2011年4月、「景観を損なわない仮想看板」として県内観光地などを中心に観光情報を掲載したエアタグの設置事業を始めた。観光情報のエアタグ数2500カ所は全国最多。「秋田経済新聞」も同アプリにニュース記事を配信している。