秋田青年会議所の創立60周年記念式典が1月29日、秋田キャッスルホテル(秋田市中通1)で開かれ、記念事業の発表などが行われた。
会員や関係者ら約400人が参列して開かれた式典当日。理事長の進藤史明さんが「人口の減少や地域経済の閉塞(へいそく)感が漂う中、市民一人ひとりが役割と責任を自覚することが地域の活力につながる」ことなどを訴えると、佐竹敬久秋田県知事や同会議所OBの穂積志秋田市長らが祝辞を通じてエールを送った。
式典では、これまでの理事長を映像で紹介したほか、「Go further 60th~今、さらなる一歩を踏み出す時!希望に満ちあふれた未来への架け橋となろう」をスローガンに人材の育成や地域資源の発信事業、東日本大震災の復興支援などに取り組むことや、地元食文化のPRイベントを記念事業として今秋開くことなどを発表した。
同会議所は全国で32番目の青年会議所として1952(昭和27)年に創立。現在の会員数は100人。