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秋田に三陸の物産ショップ-気仙沼の薬剤師、地元復興支援で開く

「津波の高さを伝えることで記憶を風化させないように」と津波の高さを表す標識を柱に設置した店内

「津波の高さを伝えることで記憶を風化させないように」と津波の高さを表す標識を柱に設置した店内

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 東日本大地震の被災地などで製造される物産のアンテナショップ「EAST BLUE(イースト・ブルー)」(秋田市千秋久保田町)が10月15日、オープンした。

気仙沼など三陸物産のアンテナショップ「EAST BLUE」の店内

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 店舗面積は約55平方メートル。店内には、震災前に生産された「三陸産わかめ」(500円)や「まぐろのからすみ」(4,000円)などの三陸産海産物や加工食品、菓子類などからステッカー(200円)やバッジ(300円)などの雑貨類まで約60点が並ぶ。

 「東日本の青い海」への思いを店名に込め、「津波の高さを伝えることで記憶を風化させないように」と、津波の到達した高さを表す標識「ウォーターレベルプレート」(2,000円)を店内の柱に設置した。

 経営するのは、宮城県気仙沼市の薬剤師・武田雄高さん。「地元食品加工会社などの復興の一助に」と、父と妻の出身地秋田で開業した。「ボランティアに駆け付けてくれるなど、秋田の皆さんには震災直後から支援をいただいている。三陸の復興へ向けた成果物である生産物をご覧いただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~20時。10月中は無休だが11月以降は月曜定休。

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