NPO法人ソーシャルデザインワークスは、この度、法人内の表彰制度である「Spot Light Award2025(以後”SLA2025”)」を新設し、2025年4月で三度目の開催となる全社総会で表彰式が行われました。
SLA2025とは
SLA2025とは、現場支援において、なかなか取り上げられることのない日々の取り組みやヒトに ”Spot Light” をあて、表彰する制度です。各拠点やその支援者にとっては当たり前で日々に組み込まれているものが、実は他の拠点や他のヒトにとっては当たり前ではなく特別な取り組みであるかもしれない。そうした取り組みが評価されることで、そのヒトのみならず他の支援者にも良い影響があるのではないか、という思いからSLA2025が新設されました。
今年度は総勢9名が表彰され、その他特別賞として1名、今後5年の法人の成長に寄与する未来賞として2名が表彰されています。受賞者の選出員は拠点のマネージャーがつとめ、表彰式でも受賞者が所属する拠点のマネージャーから祝福コメントが贈られました。
SLA2025大賞投票!
表彰式終盤では、SLA2025受賞者9名の中から大賞を選ぶため、総会参加者70名による投票が行われました。
厳正なる投票の結果、大賞に選ばれたのは「幸せのために諦めない姿を見せてくれているで賞」でした。
以下、大賞受賞者からのコメントです。
■大賞受賞者からのコメント
私は今は支援者として働いていますが、もともとは法人の就労移行支援サービスを受ける利用者でした。精神障害を抱え、当時は働く意欲や働くことの意義も見失っていました。しかし通所を重ねた結果、いつしか「もう一度働きたい、働いて自分が幸せになって、そして自分と同じような方々を支援したい」と思うようになりました。
今では拠点のみならず法人全体の支援者、そして利用者の方々からも自然で温かいご配慮を頂きながら日々やりがいを持って業務にあたっています。私の「ピアとして働く」を可能にしてくださっている皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
生きづらさとともに働くことは自分にとって挑戦ではありますが、ひとりで抱えこまず周りにも頼りながら、これからも「幸せになる」自分の道を諦めません。ソーシャルデザインワークスは、それが叶えられる場所です。
NPO法人ソーシャルデザインワークスについて
私たちは、仲間同士が感謝しあい、お互いの幸せを追い求め、協力しあう風土と、多様な考え、様々な生き方や働き方を尊重しあい、応援しあう文化を醸成していくチームであり続けます。その中で、20年後の未来・社会に向けて、人・街・文化に対する様々な社会貢献活動をしていきます。
私たちが全国の拠点で諦めずに行動していくことが地域の人たちの勇気となり、それが多くの人たちの人生の豊かさに繋がるような諦めない一歩を踏み出せる社会を創っていきます。
特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス
全国で障害福祉事業所「SOCIALSQUARE(ソーシャルスクエア)」を展開。就労移行支援・自立訓練(生活訓練)・就労定着支援サービスを実施。
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