プレスリリース

最も気にかかる釣り人のマナーとは?「釣り人向けマナーアンケート」結果発表!

リリース発行企業:海と日本プロジェクト広報事務局

情報提供:

あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、豊かな美しいあきたの海を守るため近年問題となっている釣り人のマナー低下によって引き起こされる問題や、海洋ごみとして釣りに関わる釣用具等の流出を防ぐこと、秋田の釣り場や漁港の現在の状況を把握しその対策検討を目的に、釣り人に対しての「釣りマナーアンケート」を2024年11月中旬~2025年1月末にオンラインや、秋田県内の釣りショップ3か所で実施。そしてこの度、調査結果を発表いたします。
本調査にて、最も気にかかる釣り人のマナーは「排泄行為」「ごみ放置」ということが判明。その結果を踏まえ、漁協や釣具店など水辺に関わる団体との関係性を深め、現状の課題を探り、課題に向けてイベントやメディアを活用し、広く県民に啓発活動を実施します。
この調査は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で実施するものです。



アンケート調査概要
調査対象:全国の釣り人および秋田県内の釣りショップ3か所の顧客
    ┗回答者 114名(40代の回答が最も多く、次いで50代)
調査方法:インターネット調査、アンケート
調査期間:2024年11月中旬~2025年1月末
調査主体:あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会

アンケート調査により以下のことが明らかとなりました。(詳しい数値は調査資料参照)
■気になるマナーについては「排泄行為」「ごみ放置」「騒音」。
■気にかかる釣り人のマナーの時期については「夏」「秋」と答える人が多数。
■ごみの種類については「釣り具」「ペットボトル」「ビン・カン」という順番となり、長期間分解され ず、環境に悪影響を与える可能性のあるものが多い。
■マナー向上・解決策として「テレビやラジオでのニュース的な情報発信 」「清掃活動 」「釣り人へのマ ナー啓発看板の設置」という視覚的な注意喚起や広範囲への啓発が効果的との考えが寄せられた。
■回答者は大半が男性であり、住まいに関しては秋田市・由利本荘市が多い。

今後の課題と対策
1. 効果的な啓発活動の実施
・テレビやラジオを活用した情報発信を強化する。特に40-50代の男性をターゲットにした内容を検討。
2. 環境整備の強化
・マナー啓発看板の設置を増やし、特に問題となっている排泄行為、ごみ放置、騒音について注意喚起。
・ごみ箱や仮設トイレの設置を検討(特に釣り具、ペットボトル、ビン・カンの回収に対応)。
3. 季節に応じた対策
・夏季・秋季に重点的なパトロールや清掃活動を実施。
4. 地域との連携
・秋田市・由利本荘市を中心とした地域コミュニティと連携した清掃活動の実施。

釣り人のマナー向上とごみ問題の解決には、継続的な啓発活動が大切となり、特にごみの持ち帰りやポイ捨て禁止、釣り場のごみ拾いについては、看板設置やメディアを活用し、当事者がメディアサインを目にする機会を増やし、定期的かつ長期的に呼びかけすることが効果的と考えます。
アンケート調査資料(一部抜粋)






漁港へ釣りのマナーUP啓発看板も設置!
2024年11月下旬に八峰町の八森漁港に釣りのマナーを啓発する釣りキチ三平看板を設置いたしました。
秋田県漁業協同組合様の協力のもと、昨年春(2024年5月~7月)に実施したアンケート調査により、釣り人のマナー、ごみ問題で気になる場所として挙げられた八森港内への設置となりました。
ごみの持ち帰りやポイ捨てについてはもちろん、駐車マナーやライフジャケットの着用を釣りキチ三平が呼び掛ける内容になっています。



<団体概要>
団体名称: あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL: https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容: 秋田県は、全長264キロメートルもの海岸線を有し日本海と接している。また、秋田県を流れる河川は、雄物川、米代川といった計352河川があり、総延長は3,185kmにものぼる。最近の調査によると、海洋ごみの8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出していると言われている。本事業では、海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ海ごみ削減を呼びかけ盛り上げていく。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成する。






CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/






日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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