ジンバブエの子どもが中心の伝統音楽グループ「ジャナグルジュニア」が6月20日~27日、秋田市内各所でライブを開く。
アフリカ南部ジンバブエの伝統音楽を演奏する7歳~14歳の少年4人を含む6人組のジャナグルジュニア。ジンバブエを中心としたアフリカ文化を通じた日本との交流推進に取り組む「ジャナグルアートセンター」代表の高橋朋子さんが「秋田の子どもたちと交流を深めよう」と秋田でのイベントを企画した。
期間中、市内の小学校や幼稚園など6カ所を回るほか、大森山動物園(浜田)や観光交流館「ヴィラフローラ」(雄和)、秋田拠点センター「アルヴェ」(東通仲町)、カフェレストラン「カフェ・ブルージュ」(南通り築地)などで、伝統弦楽器「ンビラ」や打楽器「ンゴマ」などを使った音楽演奏やダンスを披露する。
秋田でのイベントを担当する藤田悦子さんは「南アフリカでワールドカップが開催されているが、南アフリカと国境を接するジンバブエは現在、未曾有のインフレに見舞われている」とし、「世界にはさまざまな文化があり、肌の色が違う人たちがいてそれぞれの生き方で暮らしている。国境を越えて地球を一つの国と感じる心をはぐくむことができれば」と話す。
上演日程はサイトで確認できる。問い合わせは藤田さん(TEL 090-8927-6719)まで。