木版画家・勝平得之テーマに講演-コレクション通じ秋田への思いを検証

木版画家・勝平得之の「白岩焼」コレクション(秋田県立博物館)

木版画家・勝平得之の「白岩焼」コレクション(秋田県立博物館)

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 秋田市生まれの木版画家・勝平得之(1904-1970)をテーマにした講演会が7月10日、「あきしんパブリックホール」(秋田市大町3)で開講される。

木版画家・勝平得之の作品、秋田風俗十題「いろり」

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 秋田の自然と風俗をテーマにした木版画作品などで知られる勝平得之の顕彰を目的に、2007年に発足した「勝平得之ファンクラブ」が主催する同講演会。「版画家として語られることが多い勝平だが、浮世絵版画や中国版画、仏画などのコレクターとしても知られる」と、「勝平得之と秋田のやきもの-白岩焼への想い」を演題に元秋田県立博物館学芸員の庄内昭男さんが講演する。

 同ファンクラブ担当者は「勝平のコレクションには、秋田の風土が生んだ陶器・白岩焼も10点ほどある。コレクションを通じて、勝平の秋田の民俗への関心や思いを感じてもらえれば」と話す。

 開講時間は14時~15時30分。入場無料。

 問い合わせは、秋田市立赤れんが郷土館ボランティアの会事務局(TEL 018-864-6851)まで。

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