秋田県知的所有権センター(秋田市山王3、TEL 018-860-5614)は12月2日~22日、商標活用講習会「商標登録で売上倍増計画!~自分でできる商標調査と商標登録出願」を秋田県庁第二庁舎(秋田市)など県内6会場で開講する。
商標を活用した成功事例から出願書類の作成手順など、実践的な内容で例年開講する同講座。秋田市や美郷町の食品メーカーや農家など約100人が参加して開講された昨年の同講習会からは、「白神の雪しろ」(魚加工食品)、「どらどら」(イチジク加工食品)、「かがり美少女」(菓子・酒類など)、「小町のきもち」(米・菓子)などの登録商標が生まれた。
講習会で講師を務める特許情報アドバイザーの田嶋正夫さんは「例年、秋田県内では年間約200件が出願され、そのうち150件ほどが商標として登録される」とし、「登録商標は商売でけん制力を持つだけではなく、商標自体が広告宣伝の意味合いも持つ。商標をうまく活用しながら秋田の特産品を売り出してもらえれば」と受講を呼び掛ける。
受講には事前の申込みが必要。定員10人(秋田市会場のみ20人)。受講無料。
詳細はホームページで確認できる。