徒歩で日本を縦断しながら植樹-中渓宏一さんらが秋田市入り

秋田市入りした中渓宏一さん(左)と廃油燃料で走る随伴車の給油に協力したNPO「あきた菜の花ネットワーク」の鈴木秀雄さん

秋田市入りした中渓宏一さん(左)と廃油燃料で走る随伴車の給油に協力したNPO「あきた菜の花ネットワーク」の鈴木秀雄さん

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 木を植えながら地球を歩こうというプロジェクト「Celebration Earth Walk」に取り組む中渓宏一さんらが4月28日、秋田市に入った。

アースウオーカーのメンバーと秋田で出迎えた皆さん (関連画像)

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 同プロジェクトは、国連平和デーの9月21日、沖縄で開催される平和の祭典「CELEBRATION EARTH」に向けて、「地球さん、ありがとう」(中渓さん)との思いを込めながら全国を植樹して歩く試み。参加する「アースウオーカー」は、中渓さん家族3人のほか、趣旨に賛同するメンバー4人。天ぷら油を使った廃油燃料(BDF)で走るクルマも随伴する。

 3月19日に北海道・小樽を出発し、4月28日に秋田市に入ったメンバー。エコロジー活動などに取り組むNPO「あきた菜の花ネットワーク」(向浜1)の協力を受け、随伴車のBDF燃料も補給した。

 プロジェクトのテーマは「田舎」。秋田県内では、鹿角、北秋田、田沢湖、八郎潟のスキー場や公園にそれぞれ3~5本づつ植樹した。中渓さんは「田舎の暮らしぶりは自然と調和していて、千年でも一万年でも続けられるような平和の原点」と、「山間部の小さな集落を積極的に訪ねるルートにしたい」と話す。「地球に感謝してみんなで木を植える。これは本当に楽しくて、うれしいこと。一人でも多くの人とこの気持ちを共有したい」とも。

 同グループは、現在、一緒に歩いてみたいという人や、小学校の校庭など木を植える場所、宿泊先を募っている。秋田市では、高校生向け駄菓子店「あきこうまえ茶屋」に宿泊する。

 問い合わせは、中渓さん(TEL 080-3022-1684)まで。

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