人気ブログ「秋田おそがけ新聞」が出版化-好評記事108本収録

書籍化された人気ブログ「秋田おそがけ新聞」の表紙。「無所属変人」の文字も

書籍化された人気ブログ「秋田おそがけ新聞」の表紙。「無所属変人」の文字も

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 無明舎出版(秋田市広面、TEL 018-832-5680)は9月10日、鈴木めた朗さん(本名=鈴木正洋さん)が運営するコラム・ブログの書籍版「秋田おそがけ新聞」を出版する。

 同書は、2004年から秋田の地方紙をパロディーにしたタイトルで鈴木さんが書きためたブログ記事の書籍版。鈴木さんが、秋田県内の経済や文化を中心とする事柄を独自の着眼点で扱った記事のうち、存続が危ぶまれる「秋田・ソウル便」の搭乗率を上げる手法を面白おかしく提唱した「金浦へ飛べ!」や、「羊頭を超える狗肉を売れ!」「乳頭で入湯すればイイ感じ!」など特に好評だった記事108本を選んで収録した。

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 自称「妄想家」の鈴木さんは「『秋田おそがけ新聞』は、主筆も部局長もすべて私の妄想新聞社(笑)」と、書籍化にあたって各章を、社会部・文化部・生活部・経済部・統計局の5章に再構成。選挙ポスター風の表紙には「無所属変人」、帯には鈴木さんの知人が考案したという「この男だけは知事にしてはいけない」とのキャッチコピーも。

 鈴木さんは「これまでは『だから秋田はダメなんだ』と憂(うれ)う内容の本が多かったように思う。この本では『こうしてみたら?』というハチャメチャだが前向きな提案をした」とし、「非常識だけど笑える『ウゴポリー』などが全国から注目を集めた事実もあるので、ハチャメチャさも否定できないのでは」と話す。「笑った後に社会が見えて、明日への希望もわいてくる妄想的コラム集だと思う。皆さんの『スマイルの触媒』として役に立てれば、私自身も笑顔になれる(笑)」とも。

 同社の安倍甲社長は「鈴木さんが当社に相談に来たことが出版のきっかけ。パソコン画面で読む横書きのブログの印象と縦組みで文章を構成する書籍とでは、同じ内容でも面白さのニュアンスが大きく変わる。縦組みでも面白さが消えないよう工夫した」と編集の苦労を振り返る。

 初版は2,000部を発行。四六版、240ページ。1,680円。秋田県内書店のほか、全国の書店で販売する。

 27日には招待制の出版記念パーティーを「スーパーランドヤマト」(大町4)で開催するが、「希望者は招待する」(鈴木さん)。会費4,000円(書籍代、軽飲食代を含む)。申し込みはブログから。

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