秋田市文化創造館(秋田市千秋明徳町)の市民交流会「カタルバー」が7月3日から、毎週水曜の定期開催に変更して開かれる。
語り合うことだけが目的の「場」を飲食店の「バー」になぞらえ、同施設コミュニティースペースの一画を店内に見立てて開く交流会。市民や同施設スタッフが「一日店主」を務め、2022年4月から不定期で開く。
「映画」「ボードゲーム」「市民活動」「人間関係」「発達障害」など、店主を務める市民が関心のあるテーマを設けて、これまでに170日ほど「営業」した。来店者数は、少ない日で2、3人、多い日は10人以上のことも。「常連客」や店主を希望する市民が増えたことなどから、定期開催を決めた。
同施設を運営するNPO法人アーツセンターあきた(新屋大川町)のプログラムコーディネーターで同事業を担当する齊藤夏帆さんは、「当プログラムをきっかけに、新たな取り組みを始める人も現れた。皆さんが求めているのは場というだけではなく、仲間であることなどが見えてきた」と話す。「7月開催分の店主は既に決まったが、どなたでも『一日店主』になれる。皆さんに利用してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は18時~19時(開催30分前までの来場と受付が必要)。参加無料。店主希望者は、同施設(TEL 018-893-6424)まで。