南イタリアの料理とワインを中心に提供する「町酒場 ペッシバル」(秋田市中通4、TEL 050-8887-3980)が8月10日、秋田市民市場近くに開業した。
イタリア・シチリア島の漁師町の酒場をイメージした「町酒場 ペッシバル」店内
秋田駅前で営業する北イタリア・ベネチアの食堂をイメージする「ビランチャ」(中通4)の姉妹店として、シェフの簗田和男さんが、南イタリア・シチリア島の漁師町にあるような酒場をコンセプトに開業した。約20坪の店内に、テーブル28席、カウンター4席、スタンディング5席を設ける。
イタリアの郷土料理「シチリア流メカジキのカツレツ」(2,500円)や「子羊のグリルステーキ」(2,900円)、「タコのイカ墨煮」(1,100円)などのシチリア料理を中心に、「アンチョビとゆで卵」やイタリア風ライスコロッケ「アランチーニ」などをアラカルト(390円~900円)で提供する。ドリンクは、シチリア産ワインを中心にそろえる。
同店店長の成田龍祐さんは「お客さま同士が楽しく食卓を囲むことができるよう、大きなシェアテーブルを設けた」とし、「仕事帰りや電車の待ち時間、はしご酒や締めの一杯など、さまざまなシーンに合わせてフラっと立ち寄ってもらえるような店づくりができれば」と意気込みを見せる。
営業時間は16時30分~24時。日曜・月曜定休。